ダ−松の「明日はこっちだ!」  99・4・30まで

’99・3・10 

現在、このホーム・ページに使える15メガの内すでに12メガも使っているので残りはわずか3メガ。そこでこれからは文章を中心に埋めていこうと、なんたらかんたらテキトーな事書きちらす事にしましたので気が向いた方は読んでやって下さい。

●まず最初に頭の固くなったダ−松めがこうして拙いながらホーム・ページなど造れるようになったのも多くの方の御尽力のたまものでその方々に感謝!おかもとふじお御夫妻、藤井クン、永山薫様、中島史雄様、わざわざ巣鴨くんだりまでお越し下さり、御指導の程重ね重ね感謝にたえませぬ。

●…とまず様式美の礼に始まりこのあとは無礼講、思い付いた事、むかついた事、お知らせ、今後の計画等々好き勝手に書く事にしよう。今まで文章ページがほとんどなかったのは文章はまず書いてておもしろくない、その時間を絵を描く方にまわした方がずっと有意義で、なおかつ楽しい、同人誌単行本の後書きはワープロのかな入力だったのに、買ってきた一番安かったキーボードはアルファペット・オンリ−だった、まだワープロ・ソフトを持って無いので機能がトホホ…でえらく時間がかかる作業…等々の理由だったが、やっと最近ワープロで打ってこちらに移す機能を教わりこれなら早い、という事で今までワープロで打った文章をこれから続々載せることにしたのでお楽しみに。

●そういえばまだ掲示板もない。同人誌でエロ文化愛好会をぶちあげたにもかかわらず、読者の方々の貴重な情報をワープロで打ち込む作業が面倒で最近はすっかり開店休業状態…。掲示板にどんどん書き込んでもらえればこちらも作業の手間がはぶけて、あとでそれをプリント・アウトして同人誌に載せればインターネットと無縁の方にもお知らせ出来る、となかなか便利に使えそうで、もう少し待っていただきたい。何しろ昨年パソコン買ってどうにか色つけ出来るようになるまで4ヶ月程かかったので、ホーム・ページ造りもまだ2ヶ月…、今年中には工事を進めてそれなりの形にしたいもの。便利なソフトも欲しい。しかしあんまりのめり込んで凝ったものにもしたくない。

●メール番号も載って無いと苦情を言われる。自慢じゃないが実はまだメールがちゃんと使えないのだ!しょっちゅうクラッシュして届かなかったりするのでメール番号はdirtym@gol.comですが、御用の方はなるべく電話とfaxで。

●単行本新刊は新刊ニュースを見ていただくとして、続報として「斬姦狂死郎/美教師狩り篇」の加筆、表紙がほぼ完了。あと「闇の淫虐師/スーパーベスト」の増刷が決まり第2弾を出すことも決定!前回あれがはいってない、これがはいってない、等のおしかりがあったけれどこれでほぼめぼしい作品は収録出来るのでは?せっかくなので描き下しを1本入れたいところ。このシリーズで描いてない両性具有ものなどどうかな?いずれも久保書店より刊行。どちらが先に出るかは後日新刊ニュースで。

3・26

 上記の予定決定しました。「斬姦狂死郎/美教師狩り」が5月末もしくは6月初め、闇の淫虐師ベスト選集第2弾「禁書・闇の淫虐師/スペシャル・セレクション」が7月末の予定。

●ダ−ティ・松本の名前の・は在るのが正しいのか無いのが正しいのか質問されるが、本人としては雑誌では入れる事が多いものの、久保書店の単行本では入れないのが慣例となっているそうで、これからも統一させるため「ダ−ティ松本」となるらしい。先日、二見の「女教師/辱す!」の表紙色稿をみたら「ダ−ティ松本」になっていたが別にクレームもつけず。お詫びのメールをいただいたclashさんOKですから気にせずに…。しかし古本屋廻りを見ましたがすごい!ちなみに鑑定してほしいサイン本は本物です。

●単行本の巻末に時々書いた映画ベストテンも「無用の部屋」に挿入。これからは「西部劇ベストテン」「活劇映画ベストテン」「ホラー映画ベストテン」等々を書いてみようかな。マンガ・ベストテンもそのうち…。

●今日チェックするともう13メガに到達。あと2メガか。最近入れたばかりの絵をもう削除するのももったいない。絵は容量を食うなあ。今日もお宝コーナーに「闇の宴」のスチール写真を入れたし…。未だに自分の名前で検索してもこの自分のホームページが出てこないのは悲しい。先日「一発太郎」なるサーチエンジンに登録を試みる。ここに登録すると30位の検索エンジンに一気に登録出来るとの事で3時間もかけてチャレンジ!しかし失敗!頭がくらくらして翌日再チャレンジ!今度は1時間で書き込む。しかしまた登録には失敗!これを4日続けてやっとURLの最後に/を入れねばならない事に気付きどうにかOK。10時間くらい無駄にした。初心者は辛い。

●アカデミー賞受賞式をTVで観る。ここ何年かJ・コバーンが脇でちょこちょこ出ているのを観ては、死ぬ前に1度は晴れがましい賞のひとつ位与えてあげたいものだと思っていたところ、今回ノミネートされてる事すら知らなかったのに何と助演男優賞とは!「突撃隊」、「荒野の7人」の昔からレオーネの「夕陽のギャングたち」、そしてペキンパー映画まで 名優とは言わないが好きな役者の一人で今回のアカデミー賞で一番うれしい光景。同じペキンパー一家の一人、故W・オーツにも何かやりたかったな。

●TVでタケシと豊悦の「兄弟」を観る。まだ売れてない頃、タケシの映画で一番好きな「3ー4X10月」に沖縄のヤクザの親分役で出ていた豊悦は蛇のようにねちょっと薄気味悪い雰囲気を醸し出していたものだが今回役者で共演、名曲「石狩挽歌」が出来るシーンはなかなか感動的。何で見たか忘れたが、なかにし礼が「おんぼろろ〜…」のフレーズが浮かんだ瞬間を「神の声が聞こえた…」と述べていたが、マンガでもマンガの神様の声が聞こえる瞬間が昔は年に1回か2年に1回はあったものだが、ここのところさっぱり…。敬愛する村粗俊一先生はマンガの神様の顔を見た事があるそうで、頭の禿げた戸塚宏に似ているという話。

4・1

●身近な業界の話題は任天堂ポケモン同人誌作家逮捕事件、そしてまたまた児童ポルノ法案の件。なんだかきな臭い匂いがプンプンしてくる。エロ文化潰すには人間を全て殺すしかないという事が永遠にわからないみたいだ。ちなみに我が仕事場の机の横には木刀を常備してあるので、殺しに来た奴は脳みそが花火のように炸裂する事を覚悟せよ!

●久し振りにCD2枚買う。「太陽にほえろ!/リミックス・バージョン」実にノリがいい。「ロイヤル・ハント/ザ・ベスト・ライブ!」メロディ・ラインがすばらしい。

●先日酒場で「真の阪神ファン」という男と遭遇。阪神は好きだが「阪神ファン」は嫌いだという、一見矛盾してみえるが何となく気分はわかるその男の雄叫びは誠にもっともで、このホームページで言い分を書いてやる約束をしてしまう。

 ダンカン?あいつは息子の名前を甲子園などとつけて虎キチを気取っているが、とんだ偽物だ!奴は長島が巨人の監督に復帰した時、テレ朝の『プレ・ステージ』で「巨人ファンは冷たい。今度はどんなに成績が悪くても止めろなどと言ってほしくない。」などとほざいていたくせに、ヨーロッパから呼び返した吉田監督はどうなったんだ?「野村などいらない!吉田監督の首を切るな!」となぜ吉田監督を擁護しない?「中村監督カムバック!」となぜ言えない!自称阪神ファン共は野村のタヌキじじいなどに腰をふってよがって、恥ずかしくないか!真の阪神ファンは野村で優勝より川藤で最下位の方がずっといい、優勝などどうでもいいのだ!…等々怒りの言葉はまだまだ続いたがこれくらい書いてやればいいだろう。しかし今年の注目は巨人−阪神戦より阪神ーヤクルト戦だ。ヤクルトから功労金を貰ってぬけぬけと阪神に行った野村じじいの阪神に対しては必勝指令が出ていると聞く。ヤクルトの若松監督には対阪神戦ではチャンスに「代打カツノリ!」、「代打カツノリ!」を連呼する位の洒落ッ気が欲しいもの。要注目!

●野球の話題をもうひとつ。テレ朝の落合の解説は「野球の事はおれが一番知ってる」風でどうもやな感じ。豊田も同じだが。テレ朝の野球解説はどうもじじいの自慢話が多くて辟易する。広島のコーチになった大下などひどいものでアナが「…ですか大下さん…?」とふっても「俺にそんなわかりきった事を聞くな!」とばかり沈黙が数秒続くことが実に多かった。最初大下は耳が悪いのか、答えられないほど頭が悪いのかと思ったものだが、どうももったいをつけているのが真相みたいだった。最悪だったのが黒江と大下の解説コンビ。お互いが我こそは一番見る目のある解説者、と試合そっちのけで自慢合戦ばかりしていて、二人共いらねーよ!

●都知事選も近い。郵便受けに柿沢広治の宣伝パンフが挿入されている。聞き手が何と弘兼兼史で、明らかにアシスタントのペンによる柿沢のマンガまで背景トーンなどべっとり使って数ページにわたって描かれている。これで数百万位もらうのかな?恥ずかし気もなく政治家の提灯持ちやるような、こんなマンガ家もとうとう出てきてしまったか。いずれ政治家にでもなって国会報告マンガでも描きそうだな。

4・4

●桜満開。ずっと続いていたお花見、どんどん人が増えて35人位に増殖した段階でしばらくお休みにしようという事になりここ数年ストップ。

●夕刊で「ベルセルク」の全面広告に仰天!かってマンガでこんな事あったか?月一連載から「ヤングアニマル」が隔週刊になり、この描き込みで大丈夫かと心配したが今日まで無事連載が続き、もう17巻か。「北斗の拳」を思わせるこんな正統派のレトロなマンガに人気があるとは、古〜いマンガ家としては何だかホッとする。魔力、妖力の力を剣と銃のパワーのみで打ち砕いていく様はJ・キャメロンを彷彿。

●超描き込みマンガ家といえばそのはしり、宮谷一彦の新作が4/12発売の「コミック・ビンゴ」に掲載されるというので今から楽しみ。しかしすでに走り終わってとっくにゴールしているランナーに全盛期の走りを期待するのはファンの身勝手というものか?その昔、さいとうプロのOB達ですら「さいとうプロは劇画じゃない!宮谷一彦こそ劇画だ〜!」と崇拝の対象だったもので、近年ふくしま政美が復活して新作を描くらしいという話がでても「ケッ!見たくもねえ」という反応だったが、昨年宮谷一彦が「ダ・ヴィンチ」の誌上でインターネットでマンガを描く、と発言しているのを見て「パソコン買わなくっちゃ!」と言う奴数名!彼はその位我らの時代のヒーローだった。出た単行本の8割り近くは確保、『COM』の「ライク・ア・ローリングストーン」は全部切り取ってもっている。雑誌の切り取りで持っているから買わなかった単行本は今でも買っときゃよかったと後悔。

●その宮谷一彦が締め切り前日にアシスタント共々仕事場から失踪する場面からスタートする当時の編集担当者岡崎英生「ヤング・コミック風雲録/連載題1回」を読む[「まんだらけZENBU」に掲載]。創刊号のラインナップを見て、覚えていたのは小島剛夕「座頭市牢破り」、永島慎二「網走番外地」、南波健二「荒野のどぶねずみ」。南波健二&マカロニ・ウエスタンのファンとしては映画「続/荒野の用心棒」もどきの「荒野のどぶねずみ」は今でもしっかり覚えていて、ずっと「プレイ・コミック」掲載だと思っていた。他もほかの雑誌と記憶していたのに人の記憶のあいまいさに驚く。あと、園田光慶「青春球場」のキスシーンだけ覚えているのはまだまだマンガが性に目覚める前だったからか?

●宮谷一彦がらみでもうひとつ。「COM」の担当者だったA氏が嘆くには彼のアシ出身のマンガ家は皆締め切り守らない、横柄、等々の先生の悪いとこだけ見て真似してしまい、編集者に対する態度が全て悪いとの事で、本人はあとで謝ったり、フォローを入れているのだがアシスタントたちはそこのところは見ていないから、との事で社会ではよくある話…?

●先月マンガ家歴40年というレディス&ホラーマンガ家の谷間夢路氏のところへお邪魔する。塵一つ落ちてないきれいな仕事場に5人位のアシスタントが全員パソコンに向かって黙々とお仕事中。背景画は膨大な量をMOにほうりこんで、ディスクトップ上で人物の後に噛み合わせたり、昔のアシの仕事とすっかりかわってしまった感じ。月産150枚のマンガの仕事の合間に1ヶ月で創ったという「谷間夢路の絶叫劇場」というホラー・アニメ・ビデオを見せていただく。続いて第2弾のデモテープ「西遊記」もTV局に売り込むため3Dソフトで製作中。汗の流れるところ用のソフト、服が風でなびくためのソフト、服にしわを入れるためのソフト、そのたびにそれぞれXX万円も出費してソフトを購入。実に金のかかる作業とのこと。もう残りの一生働かないでいい位の稼ぎはあるはずだが、この歳で守りに廻らず実にエネルギッシュ!と感心。以下彼の発言。/取り次ぎがでかい顔してる出版文化ももう終わりです。これからは電子メディアの時代、BS、CS等の増加でこれからソフトが不足するはず。今創るノウハウを覚えておけば他の人に先駆けて走れる…等々…、55才で元気一杯。

4・11

●ペインタ−、イラストレーター、ホームページ・ミル、エディター、等々いろんなソフトを入手するがそのたびに解説書買って、この歳で覚えることが多すぎる!脳がすっかり腐ってきているというのに…。そういえばいわゆる少女マンガ家の24年組が今年は一斉に50才の大台にのる年。ダ−松めも1999年7の月に50才。先日ビートニク・ラジオを聞いていたらビート・きよしさんも24年生まれとか。同業者は他に羽中ルイ、あがた有為氏ら、中島史雄、内山亜紀氏が25年生まれ。最近若くして死ぬマンガ家が多いけど、我々は結構長持ちしてるというべきか。やなせたかし氏のように「アンパンマン」で70才代でブレイクするなんて人もいるが、マンガ家の理想は水木しげる先生のように何年かごとに定期的にブレイクする事。紙芝居、貸本マンガなどの生活の基盤そのものを良識派に潰されながら、実にしぶとく生き続けるこういう人は人徳もあるのかも。

●『ジャンプ』の「ジョジョの奇妙な冒険」がついに終了。これで『ジャンプ』も「ハンターXハンター」しか見るのなくなった。

●6月からの連載のための打ち合わせ。「FUCK CITY 2006」以来の近未来もの。浮かんだイメージは「スケバン刑事」、「用心棒」、J・ウ−の香港活劇、「マッド・マックス2」、「ジャックの刺青」、頭脳警察、それにバレエ、ダンス、等の踊り系とフィギア・スケート、新体操、水泳等々のスポーツ系のエロをごった混ぜにしてぶっちぎれのダ−ティ・マンガの集大成!の予定。6月末発売の「ナマイキッ!」からスタート予定。コンビニで入手可。

4・12

●都知事選、早々と慎太郎当選でガックリ!国会議員時代その無能ぶりを発揮したサルがこのfuck cityの長とは…、TVで会見を見るが相変わらず人間が出来てない。サルのままである。都庁が焼き討ちにあう日も近い…。

●深夜の12CHで見た爆弾犯と処理班の戦いを描く「ファイナル・カット」、ラストの赤を切るか青を切るかのシーンは「ジャガーノート」以来の定番ながらけっこう拾い物。「陽炎2」は「マッドマックス2」ばりのエンディングは好み、しかしラストの大立ち回りが冴えず「刺青一代」のような様式美あふれる殺陣をまた見たい。先日終わったTV版「リング」は原作を読んでいても先が読めない展開で、映画版よりずっとおもしろかった。ただ人類が全て滅びてしまう終わり方にすればもっと凄かったのに…TVの限界か、惜しい。

●望月峰太郎の「鮫肌男と桃尻女」、飼い犬の名前がジョン・ウ−とは!ここにもファンが?しかしラストはどうにかならなかったか?「ドラゴンヘッド」の終わり方がこうだったら許さんぞ!「鮫肌…」の映画版はまだ観てない。

●「コミックビンゴ」の最終号見る。宮谷一彦作品は昔の作品でみたなつかしい風景画が数カット登場。とうにエンジンを止めた人の作品を見てどうこう言うのはつつしむとして、きっとマンガ家にも走る「距離」というのがあるのだろう。ひるがえって、ダ−松の走る距離は?まだまだゴールは見えてこない。あと3回生まれかわらないと…などと相変わらず欲張りだけど、人間「欲」がなくなると終いです。悟ったような奴は信用出来ない。ジョージ秋山とかね…。

4・15

●ワイドショー・ウォッチャ−としては最近は野村沙知代、ちょっと前は石井苗子と、タヌキとキツネの正体暴露が続いているがこんなろくでなし女をのさばらせていたのはマスコミ自身、その罪は重い!というべし。しかしそのうち、また懲りずにのこのこ出てくるんだろうな、こいつらは…。純真なエロマンガ家から見れば、まるで化け物じゃ!

●新井英樹「ザ・ワールド・マイン」7巻目を読む。このハイテンションが7巻まで持続するとは驚異!このエネルギー…若い内じゃないと描けないな。

●コアマガジンの『ブブカ』のインタビューでみうらじゅん氏等が来宅。30周年祝いの花束などいただき恐縮。[30周年にはあと2年ほど先だけど…。]「昔の作品の陰核吊りの糸は[がまかつ]ですか?」など聞かれて返事に窮す。そういえば昔は頻繁に描いたこの手は最近使ってないな〜。ひさしぶりに復活させようか。そのあと茶店で、ジャッキ−・チェンにダッチワイフをプレゼントして殺されそうになった話とか、郷里熊本でビデオショップを営むかってのSM女王・谷なおみに逢いに言った話とか、恐い白竜に呼び出された話とか、色々おもしろい話を伺う。ついでに単行本の帯になにか書いてくれるようにお願いする。田口トモロウ氏にも頼みたい。そういえばむかし芝居の打ち上げの時一度だけお会いしたトモロウ氏、今じゃ日本で一番映画に出てる役者という印象だが、助演男優賞などいただいたせいかたぶん本意ではないだろうけど、ワンランク上になった感じで出演以来が減ってしまったそうな。最近は大島渚監督の「御法度」で監督の怒りのいけにえとしてターゲットにされてるらしい。[ここはTV『世界の北野、足立区のたけし』より]

●その昔、マンガを15年位描き続けた頃、腱鞘炎になって肘が痛くてたまらなくなった事があったが、パソコン始めて1年にして早くも絵の描き過ぎか昨日より手首が痛くなって、せっせとモビラートを塗って炎症をおさえる。これから左手でマウスを操作する練習を…。

4・21

●新刊ニュースに記した「女教師/辱す[よごす]!」が二見書房より発売されている頃。いつものB6サイズではなく、大きいA5サイズなので書店の棚を要注意![A5版、208ページ、952円+税。]我ながら表紙が良い!今後の復刻はこの本次第、売れますように!

4・24

●復刻といえば伝説の極悪マンガ家/早見純のマンガが久保書店より5月末に「血まみれ天使」と題し320頁850円で復刻される。彼の本は古本屋で1万円で売っているというから買って損はない。ダ−松が考えた「これは僕の遺書です。みなさんさようなら。」というキャッチ・コピーは使用されなかったそうでとても残念…。

●太田出版より山本直樹編集という「マンガ・エロティクス」を本屋で3分立見。エロの匂いがしてこなかったので買わず。マンガ家が編集するとどうして「COMIC CUE」とかこんな本になるのか不思議。もっと気合いのはいったエロマンガ誌が見たいぞ!ダ−松めに編集もしくは出版資金を提供してくれる会社募集。エロマンガの横綱相撲を見せてやる〜〜!…からよろしく。と書いても無駄か…。先日知人を介して出版社ではないさる大手チェーン店よりマンガの打診があったがどうなるかな?こんな話はすぐ流れる事多し、フィギアの話も流れたし…。

●6〜7年働いてくれたアシスタントのO君が家庭の事情で急に辞めてしまい、デビュー当時に戻って現在たったひとりで仕事中。人物のペン入れが終わると今まではそれでOKだったのに、背景入れ、その後消しゴムかけ、ベタにホワイト、それからトーン貼り…、ウ〜ンやる事多い!「ナマイッ!」の連載は2丁拳銃の学生がチョウ・ユンファばりに学校でバカバカ撃ちまくる予定なのに、全部自分で描くのかと思えば今から気が重いぞ!
それにしてもO君は高校時代に家族会議で一家心中するかどうか話し合った事もある位、苦労の多い人生を歩む星の元に生まれたのか?彼の今後の人生に幸多かれと祈らずにはいられない。

4・27

●出版社に問い合わせ、単行本の現在入手可能リストを作成し、単行本コーナーの単行本購入案内を創り直したのでチェックして下さい。「淫花蝶の舞踏」が残っていたのは意外!復刻リクエストがあった「エロスの滑走」はこの本に収録されている。リクエストされてもこの作品を思い出せなかった。

4.30

一人で描いていると何時に起きてもOKなので最近は朝6時に寝て昼2時頃起きる生活、どうもいけません。腰が痛いっス!

昨日は八王子から来た中島史雄氏等と近所の居酒屋で飲む。家庭問題、君が代問題、選挙等々話していると、あっというまに5時間が過ぎる。



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